・スプーンから飲む
-
離乳食準備期(4~5ヶ月)では、スプーンに徐々に慣れ、スプーンから飲むことができるようになる。離乳食を始める頃から、保育者と一緒にしぐさや喃語で食事のあいさつをする。
・必要に応じて保育者に介助されるとともに、自らスプーンを持って食べようとする
・スプーンを上手持ちで握り、口へ運ぶ
・一人でコップを使う
・器に手を添え、自分で食べようとする
-
1歳を過ぎる頃から、スプーンやフォークを使いたがるので、保育者用の介助スプーンと子ども用のスプーンを用意するようにする。
・スプーンを上手握りで正しく持って食べようとする
-
1歳6ヶ月を過ぎる頃には、自分でスプーンやフォークを上手握りで使い、口へ運ぶのが上手になってくる。コップも飲む時にこぼさなくなってくる。1歳6ヶ月前後では、器に手を添える姿も見られるようになってくる。
・スプーンやフォークを使って一人で食べようとする
-
2歳6ヶ月~3歳では、上手握りでスプーンやフォークを横にしたまま口に持っていくことが多く、頻繁にこぼすことが多かったが、徐々に親指と他の4本の指で手のひらを上にスプーンを持ち、こぼすことが少なくなってくる。また、持てる食器を持って食べることもできるようになってくる。この頃、利き手もはっきりしてくる。
・スプーンやフォークを上手に使う
-
3歳を過ぎる頃になると、食器の扱い方が巧みになり、ほとんど一人で食べるようになる。また、スプーンやフォークも上手に使い、早い子は箸も使えるようになってくる。
・箸を使って食べる
・器を持って食べる
・食器の正しい置き方を理解し並べる
-
箸を使って食べることができるようになってくる。食器の正しい置き方を理解し並べることができたり、器に手を添えて食べることができるようになってくる。また、各機能の分化、統合が進み話をしながら食べるなど、異なる2種類以上の行動を同時に取る姿も見られるようになる。