室内活動(粗大運動)

出生~3ヶ月

・スキンシップや反射運動、玩具での遊びを通して、五感を育む

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把握反射、モロー反射などの反射活動が見られ、身体一つひとつが未分化な状態から、周囲とのかかわりを通して、身体一つひとつを発見し分化していく。未分化で漠然とした感覚状態(気分)が、世話されることにより、保育者の声かけや気持ちのありように共鳴(保育者の気持ちに同感すること)し、感情を獲得してく。

3ヶ月~6ヶ月

・手、指、手首、腕、足を使った運動や、頭を自由に動かすことを楽しむ

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4ヶ月を過ぎる頃になると、腕、手首、足は自分の意思で動かせるようになる。5ヶ月頃には、支えていた腕を横に伸ばし、頭を上げて体を反らし足を伸ばす、飛行機のような格好をするようになる。手を開いて体を支えられるようになることは、手指を開閉し、物をしっかりとつかめるようになることを表している。

6ヶ月~9ヶ月

ずりばい、四つばい、高ばい、お座りなどの運動を十分に行う

6ヶ月頃には寝返りも見られ、お座りもできるようになってくる。お座りの姿勢をとることで、今まで水平に見ることが多かった周辺を、高い位置から眺めるようになり、視界が大きく広がってくる。また、両手を使えるようになるので、一人で機嫌よく遊ぶ姿も増えてくる。腹ばいで前方に進んだり後ずさりもできるようになる。

9ヶ月~12ヶ月

・くぐる、はい上がる、お座り、滑り降りる、つかまり立ち、つたい歩き、一人歩きなど

9ヶ月~1歳に向けて、はいはいからつかまり立ち、つたい歩き、そして一人歩きができるようになっていく。友だちの遊びに興味を示し、他児の遊びを見ていて、自分も同じことをしようとする。

12ヶ月~1歳3ヶ月

・歩く、押す、投げる、走り回るなどの運動を十分に行う

1歳を過ぎると片手を支えられて歩いたり、徐々に一人で自由に歩き回れる喜びを感じられるようになる。また、緩やかな斜面や段差を登る、降りるなどの足腰を使った活動を取り入れた遊びも楽しめるようになる。

1歳3ヶ月~1歳6ヶ月

・小走り、よじ登る、くぐる、跳ぶ、ぶら下がるなど全身を使った遊びを楽しむ

1歳3ヶ月を過ぎる頃には、低い滑り台によじ登って足から滑ることを楽しんだり、走る、くぐる、跳ぶ、ぶら下がる、押し箱を押すなど全身を使った遊びをする。また、足踏み式に階段の上り下りもできるようになってくる。

1歳6ヶ月~2歳

・体操、追いかけっこ、蹴る、投げるなど、全身を使った遊びを楽しむ

玩具の車に乗り、足で蹴って走らせたり、体操、追いかけっこ、蹴る、投げるなど全身を使った遊びも楽しめるようになる。

2歳~2歳6ヶ月

・鉄棒にぶら下がる、両足跳び、巧技台、片足ずつ階段を登るなどの運動を楽しむ

体全身でバランスをとることができるようになり、走ったり、両足をあげてジャンプしたり、階段の手すりにつかまって一段ずつ上り下りができるようになってくる。

2歳6ヶ月~3歳

・マットの上で前方回転をする、飛び降りる、ぶら下がる、登る、押す、引っ張るなど全身を使う遊びを楽しむ

全身運動が発達し、登る、押す、引っ張る、片足立ち、50㎝位の高さから跳ぶなどの運動能力や平衡感覚が発達し、体を自分の思うように動かすことができるようになってくる。また、高さ20㎝ぐらいの平均台を、横歩きやすり足で渡ったり、リズミカルな運動や音楽に合わせて体を動かすことを楽しめるようになってくる。

3歳

・けんけん跳び、ギャロップなどを楽しむ

片足で10秒ぐらい立ってみたり、けんけんやギャロップもできるようになってくる。ボールを両手で投げたり、ついたり受けたりすることもできるようになってくる。マットの上で横転や保育者の援助を借りて、前転もできる子も見られる。20mぐらいを走りきったり、片道25分程度の散歩も行くことができるようになってくる。

4歳

・平均台、跳び箱、スキップなどの運動を楽しむ

鉄棒にぶら下がったり、足をかけたりまた腕立て前回りもできるようになり、ボールを両手や片手で上投げができるようになってくる。跳び箱に跳び乗り跳び降りることができるようになってくる。平均台ではバランスを取って歩けるようにもなる。全力で走ったり、片道30分程度の散歩も行くことができるようになってくる。

5歳

・さまざまな運動器具や遊具を使い、友だちと一緒に工夫して遊びが発展する

鉄棒で逆上がりができるようになったり、跳び箱も跳べるようになってくる。ボールを数回連続してついたり、平均台では足を交互に出して前向きで渡れるようになったり、マットでの前転、縄跳びでは、連続して一人跳びもできるようになってくる。全力で30m走ったり、片道40分程度の散歩も行くことができるようになってくる。