周りの状況に応じて自ら参加する

投稿者 投稿日
hoikusya
年齢 活動 子ども 保育者
5歳児 10~20人 3人
現状
保育者の動き ①製作や活動、給食の準備、午睡の準備など全体的に話をする ⇒聞いている様子だが、行動にうつすまで時間がかかってしまう ②再度同じことを本児に話す ⇒気づいて準備をしたり、活動に取り組む
用意するもの 身の回りの支度や座る場所など、生活の流れは決まっている
時間の使い方 各活動時間は、急がせる事のないよう、余裕をもって時間をとっている。
場所の使い方
空間的環境
子どもたちの様子
保育者が話をしている時は、静かに聞いている。他児が活動に移っている時は、気がつくことも多いが、ぼーっとしている事もあり、その都度、声をかけると取り組むことができる。常時そうだという訳ではなく、進んで行動する(できる)ことも多くある。
発達に沿った改善理由(保育実践シートも参照)
全体把握ではなく部分を積み重ねて把握しているのかもしれない。慣れた行動はその積み重ねでの理解(パズルのピースを集めて理解する)がスムーズにいき、”進んで行動する(できる)”につながっているのかもしれない。
改善案
保育者の動き ①話をする前に視線を送ったり、呼びかけて注意が向くようにする。②理解したことを繰り返し言ってもらう。③具体物などを用いて理解しやすいようにする。
用意するもの 説明の構造化(手順や場所など)し、視覚教材を使って支援する。
時間の使い方 余裕を持って伝えるとともに、砂時計などを用意し「いつまでに行うか」を視覚的に理解できるようにする。
場所の使い方
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改善後の子どもたちの様子
本児が理解したことを、保育者に自分の言葉伝えることで、活動をスムーズに行えるようになったと感じる。
臨床心理士によるコメント