自分の洋服が分かり、着替えをして清潔に過ごす

投稿者 投稿日
にこにこ
年齢 活動 子ども 保育者
2歳児 14人 3人
現状
保育者の動き 保育者①:2歳児クラスの部屋で7~8名の子どもの着替えの手伝い。 保育者②:フリースペースで7~8名の子どもの着替えの手伝い。 保育者③:保育者①と②の状況を見て臨機応変に補助に入る。
用意するもの ・新しい衣類を一まとめにゴムで留めている(子どもの人数分)。 ・一まとめになっている新しい衣類を入れるカゴ×2。 ・それぞれの子どもの汚れものを入れる袋(テラスにそれぞれの子どもの汚れもの袋がかかっている)。
時間の使い方 外遊びの後から昼食までの30分間で着替えを行う。
場所の使い方
空間的環境
子どもたちの様子
2歳児クラス、フリースペースに分かれて着替えをするが、新しい服や脱いだ服が混ざってしまい、紛失が多い。また脱いだ服をそれぞれの汚れもの袋に入れるのは保育者がしており、子どもたちは行っていない。
発達に沿った改善理由(保育実践シートも参照)
自発的に身の回りのことを行おうとする意欲が出ている時期なので、子どもにとって分かりやすく、行いやすい方法を考える。
改善案
保育者の動き 保育者①:2歳児クラスの部屋で7~8名の子どもの着替えの手伝い。 保育者②:フリースペースで7~8名の子どもの着替えの手伝い。 保育者③:保育者①と②の状況を見て臨機応変に補助に入る。
用意するもの それぞれの汚れものを入れる袋に、一まとめにした新しい衣類を入れておく。
時間の使い方 外遊びの後から昼食までの30分間で着替えを行う。
場所の使い方
(2)
改善後の子どもたちの様子
一まとめにした新しい衣類が入っている袋を子どもたちが自分で持ち、2歳児室かフリースペースに移動し着替える。着替えた服をそのままその袋に入れ、子どもたちがもとの場所にかけるようになった。脱いだ服をそのまま、子どもたちが持ってきた袋に入れるため、紛失がなくなり、また子どもたち自身が自分で袋を持ち運びするため、意欲をもって着替えに取り組む姿が見られるようになった。
臨床心理士によるコメント