【太田ステージの視点】
・検査によって把握された発達段階(太田ステージ)には、各段階に応じた具体的な対応・支援についての方針がまとめられており、医療、療育、特別支援教育、福祉など、さまざまな現場で活用されています。
「StageⅠの世界のイメージ」
・感覚と行動で理解する混沌とした世界。 ・輪郭線がぼやけていて、一個一個の物が区別されていない。 |
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・椅子に触れるという行為で椅子を認識。 |
「StageⅢ-1の世界のイメージ」
・物事を命名し、知覚世界を弁別できるようになる。言葉の助けを借りて、混沌とした世界から物を区別できる。
・しかし、これらの物が一つ一つ羅列的に点在している。
「StageⅢ-2の世界のイメージ」
・物事を一定の基準で括れる。
「StageⅣの世界のイメージ」
・現実世界ではありえないことも頭の中でなら実現できる。
・動物たちがバスに乗って空を飛ぶなど。
○個別共育の組み立て(例)
【STEP1】
・一人ひとりの「感覚面」「認知面」「興味・関心」を把握。
(例)
「感覚面」:前庭感覚の不安定さ
「認知面」:太田ステージⅣ
「興味・関心」:トイ・ストーリー
【STEP2】
・「興味・関心」をもとに、「感覚面」「認知面」へのプログラム内容を作成し実践。
(プログラム例)
【個別共育】(60分)
・トランポリンを跳びながら、セラピストが出す手をタッチする。(セラピストはカラー手袋をつけ、敵からの攻撃と見立て、手をタッチすることで倒せるという想定にする) ▼
【保護者様との共有】(15分)
・本日の共育内容、家庭等でのかかわり方の共有。また、ご心配な点などを共有。 ※内容によっては、別途お時間をいただき、ゆっくりとお話を聞かせていただきます。 |
【STEP3】
・プログラム実践後の内容を振り返り、次回のプログラムを作成。(個別支援計画書の目標達成へ)
※グループ共育も同様に、一人ひとりの「感覚面」「認知面」「興味・関心」を把握したうえでプログラムを作成。
共有スケジュール |
【共育時間】 ・木、日、祝日を除く9:30~17:30 ※共育は、各時間帯の中でお子様に合わせて「個別共育」を実施します。(60分)(※グループ共育は、お子様の状況に合わせてご提案させていただきます。)共育後、保護者様等と共育内容、家庭等でのかかわり方の共有、また、ご心配な点などを共有させていただきます。(15分)内容によっては、別途お時間をいただき、ゆっくりとお話を聞かせていただきます。通園・通学時間等を踏まえた、ご利用開始時間はご相談ください。 |
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9:30~11:00 | |
11:00~12:30 | |
13:00~14:30 | |
14:30~16:00 | |
16:00~17:30 |