福祉サービス第三者評価結果  社会福祉法人 共に生きる会 川和保育園

【施設の概要】
社会福祉法人共に生きる会川和保育園は、横浜市営地下鉄グリーンライン「川和町」駅から徒歩10分の距離にあり、緑に囲まれ、周辺は住宅街が広がる中にあります。当園は、1942年(昭和17年)に創立し、1949年(昭和24年)に公認川和保育園となり、創立以来キリスト教に根ざす保育にあたっています。2018年(平成30年)4月より、現在の場所に移転しています。なお法人は、保育に特化し、川和保育園の運営のみにあたっています。
 当園の定員は、181名(0~5歳児)、開園時間は、平日7時~19時、土曜日7時~18時です。園バス通園があり、緑コース、黄色コースの2コースの送迎を実施しています。
 園の施設は、2階建ての園舎が園庭を囲むように設計されており、1階が園長室、職員室、調理室、医務室、保育室(0歳児室、1歳児室、2歳児室、3歳児室の4つ)、2階が絵本室、職員会議室、保育室(4歳児室、5歳児室の2つ)となっています。1階の保育室はすべて縁側に接しており、縁側から園庭に出られるようになっています。2階の保育室のベランダからも、直接園庭に出られるようになっています。
 園の周囲は緑が多く、新園舎工事の際には、旧建物の土砂、石を再利用するなど、自然の地形を活かした保育環境を整備しています。園庭内には、数年後を見越して木々が豊富に植えられているとともに、築山やじゃぶじゃぶ池など、子どもが遊び込める環境を、子どもの様子や季節に応じて整えています。園庭の固定遊具等も子どもたちの遊びの様子から、場所を変えるなどの取り組みも行われています。また、裏山の畑ではインゲンやトウモロコシなど、季節ごとの野菜を数多くの栽培をしているとともに、亀、ウサギ、ヤギやアヒルなどの飼育もしています。
 コロナ禍においても「子どもの豊かな成長を見守る、共に育ちあう場」として保育を捉え、日常生活や行事等も工夫して実施してきました。その中で、子どもたちの日々の経験に真摯に向き合い、理念にもとづいた保育実践を行うため、人的、物的環境等、様々な環境の整備に取り組んでいます。
 園の主な行事として、進級・入園式【4月】、初めての園外【5月】、花の日礼拝【6月】、七夕・夕涼会、夏の三つ峠登山(年長)【7月】、お泊り会(年長)【8月】、園庭キャンプ(年中)【9月】、運動会、秋の三つ峠登山(年長)【10月】、バザー、収穫感謝礼拝【11月】、クリスマス礼拝【12月】、おもちつき【1月】、音楽会【2月】、お別れ園外【3月】があります。
 「自分で考え、自分で遊べ、子どもたち」の理念にもとづき、柔らかい感受性を持った子どもたちが、体験を通して自分自身の心を動かし学んだことが、人間形成の基礎となり子どもたちの一生を貫いていくものだと考えています。多くの子どもたちが自然と遊離しているこの時代に、可能性豊かな子どもたちを自然の中に解き放ち、季節を感じ、人にも物にも優しさを向けられる心を育くむ保育を実践しています。

詳細につきましては、下記で掲載しております。

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