2月3日(土)に、2017年度第3回目の日本保育者未来通信定例会を開催しました!!

第3回定例会では以下の2つについて検討しました。

 

①Saturday22について

・Saturday22の目的として、保育歴3~4年の方が、日ごろの保育の中でどのように実践すればよいか悩むテーマ(例:「1歳児の室内環境」「午睡から早く目覚めた子や、午睡時間に眠くない子へのかかわり」など)について、経験豊富なメッセンジャーが検討し、『具体的実線方法を一つの提案として届ける』というのがあります。そのためには、メッセンジャーが検討しやすい方法が必要です。検討した結果、今後はSaturday22という方法でなく、ラインのノートのツールを使って、月曜日に「どのように実践すればよいか悩むテーマ」をノートに投稿し(その際に文章だけでなく、手書きで描いた環境構成図なども携帯で撮影し投稿する)、その事例に対して、メッセンジャーが開いている時間を使って、その週の金曜日までにコメントを入れるという方法になりました。こうすることで、Saturday22という限られた時間での検討でなく、1週間かけてじっくりと検討できるようになります。検討する際は、「この環境って~ですか?」など質問形式にせず、「ここが~だったら、私ならこうする」と仮定して、自分の意見を入れることとなりました。こうすることで、質問の返答を待たずに、1週間の間で色々な意見が活発にでます。そして、金曜日までに入れられた内容について、担当者が土曜日に取りまとめて、日曜の夕方には、「どうすれば良いか?」と悩んでいたメッセンジャーに、『具体的実線方法を一つの提案として届ける』ことができる仕組みとなります。今後は、このような方法で、より質の高い『具体的実践方法』の提案を発信していきます!!

 

②メッセンジャーの投稿について

・現在メッセンジャーの登録は増えてきていますが、メッセンジャーからの具体的な『保育実践Before(具体的に悩んでいる事例)の投稿』はないのが現状です。定例会で話し合った結果、「保育実践Beforeを投稿するのは、大変では?もっと簡単な方法で投稿できるようにすれば、投稿が増えるのでは?」という意見がでました。また、「保育実践Before」としての投稿だけでなく、「1歳児の食事のかかわりで困っている」というような端的な内容で投稿し、それに対して経験豊富なメッセンジャーが具体的な環境(保育者の動き、用意するもの、場所の使い方、時間の使い方など)をメールでのやり取りで聞きながら、『具体的実践方法』を検討していくという方法もあるのではないかという意見が交わされました。また、保育実践Beforeもすべて文章で入力するのではなく、画面をタッチして類似の相談したい事例を選択し、その内容を投稿するという方法もあるのではないかという意見も出ました。今後、メッセンジャーの投稿が増えてくると、一人一人に対応するのが難しくなってくるのではないかという意見も出ましたが、「困っている保育者」「悩んでいる保育者」に必要な情報を届けられるよう、引き続き検討していきたいと思います。