着脱 0歳児

出生~3ヶ月
ねらい ・着脱を通して、保育者とスキンシップやコミュニケーションを取り、人とかかわる快さを感じる
保育者の動き ・ 新陳代謝が活発なため、個々に合わせ、肌着などの衣服をこまめに着替える
・介助の際は、「頭から脱ごうね」、「腕を通そうね」など声をかけながら介助する
・肌着や上着を脱がせる際は、肘内障を防ぐため保育者は子どもの服の内側に手を入れ、内側から肘を持って腕を袖から抜く(手を引っ張ったり、服で子どもの腕が引っ張られるなど、腕に負担をかけないようにする)
・上着は、先に頭からかぶらせ、その後片方ずつ袖を通す
・介助の際は、笑いかけたりスキンシップを取るなどしかかわりが快いと感じられるようにする
用意するもの ・すぐに取り出せるよう、肌着やシャツ、上着、ズボンなど必要物を整理し揃えておく
場所の使い方  
時間の使い方 ・時間差をつけるなどをし、個々に丁寧な介助ができるようにする
備考  
3ヶ月~6ヶ月
ねらい ・着脱を通して、保育者とスキンシップやコミュニケーションを取り、人とかかわる快さを感じる
保育者の動き ・ 新陳代謝が活発なため、個々に合わせ、肌着などの衣服をこまめに着替える
・介助の際は、「頭から脱ごうね」、「腕を通そうね」など声をかけながら介助する
・肌着や上着を脱がせる際は、肘内障を防ぐため保育者は子どもの服の内側に手を入れ、内側から肘を持って腕を袖から抜く(手を引っ張ったり、服で子どもの腕が引っ張られるなど、腕に負担をかけないようにする)
・上着は、先に頭からかぶらせ、その後片方ずつ袖を通す
・介助の際は、笑いかけたりスキンシップを取るなどしかかわりが快いと感じられるようにする
用意するもの ・すぐに取り出せるよう、肌着やシャツ、上着、ズボンなど必要物を整理し揃えておく
場所の使い方  
時間の使い方 ・時間差をつけるなどをし、個々に丁寧な介助ができるようにする
備考  
6ヶ月~9ヶ月
ねらい ・着脱を通して、保育者とスキンシップやコミュニケーションを取り、人とかかわる快さを感じる
保育者の動き ・ 新陳代謝が活発なため、個々に合わせ、肌着などの衣服をこまめに着替える
・寝かせる、お座りするなど個々に合わせ、子どもを安定した体勢にし、着脱の介助を行う
・肌着や上着を脱がせる際は、肘内障を防ぐため保育者は子どもの服の内側に手を入れ、内側から肘を持って腕を袖から抜く(手を引っ張ったり、服で子どもの腕が引っ張られるなど、腕に負担をかけないようにする)
・上着は、先に頭からかぶらせ、その後片方ずつ袖を通す
・介助の際は、「頭から脱ごうね」、「腕を通そうね」など声をかけながら介助することで、徐々に子ども自身が着脱に参加できるようにする
・着脱を嫌がる際は、「嫌なのね」など一度子どもの気持ちを代弁し、子どもが落ち着いてから介助をするゆとりを保育者が持つ
用意するもの ・すぐに取り出せるよう、肌着やシャツ、上着、ズボンなど必要物を整理し揃えておく
場所の使い方  
時間の使い方 ・時間差をつけるなどをし、個々に丁寧な介助ができるようにする
備考  
9ヶ月~12ヶ月
ねらい ・着脱を通して、保育者とスキンシップやコミュニケーションを取り、人とかかわる快さを感じる
保育者の動き ・ 新陳代謝が活発なため、個々に合わせ、肌着などの衣服をこまめに着替える
・寝かせる、お座りするなど個々に合わせ、子どもを安定した体勢にし、着脱の介助を行う
・肌着や上着を脱がせる際は、肘内障を防ぐため保育者は子どもの服の内側に手を入れ、内側から肘を持って腕を袖から抜く(手を引っ張ったり、服で子どもの腕が引っ張られるなど、腕に負担をかけないようにする)
・上着は、先に頭からかぶらせ、その後片方ずつ袖を通す
・介助の際は、「頭から脱ごうね」、「腕を通そうね」など声をかけながら介助することで、徐々に子ども自身が着脱に参加できるようにする
・着脱を嫌がる際は、「嫌なのね」など一度子どもの気持ちを代弁し、子どもが落ち着いてから介助をするゆとりを保育者が持つ
用意するもの ・すぐに取り出せるよう、肌着やシャツ、上着、ズボンなど必要物を整理し揃えておく
場所の使い方  
時間の使い方 ・時間差をつけるなどをし、個々に丁寧な介助ができるようにする
備考  
12ヶ月~1歳3ヶ月
ねらい ・保育者の介助を受けながら、手や足を動かし簡単な衣服を脱ごうとする
・保育者の声かけに合わせた動作をしようとする
・靴を脱ごうとする
保育者の動き ・寝かせる、お座りするなど個々に合わせ、子どもを安定した体勢にし、着脱の介助を行う
・肌着や上着を脱がせる際は、肘内障を防ぐため保育者は子どもの服の内側に手を入れ、内側から肘を持って腕を袖から抜く(手を引っ張ったり、服で子どもの腕が引っ張られるなど、腕に負担をかけないようにする)
・上着は、先に頭からかぶらせ、その後片方ずつ袖を通す
・介助の過程を言葉をかけて伝えることにより、徐々に子ども自身が着脱に参加できるようにする
・保育者は一方的に「着替えさせる」というのではなく「子どもと一緒に着替える」ことを意識して介助をする
・介助の際に子どもが自ら袖に腕を通そうとしたり、足をあげたりするなどの姿が見られた際は「通そうとしたのね」や「上手に上がったね」など、子どもの行動にあわせた言葉がけをする
・着脱を嫌がる際は、「嫌なのね」など一度子どもの気持ちを代弁し、子どもが落ち着いてから介助をするゆとりを持つ
・自ら靴を脱ごうとした際は、「自分でやろうとしたのね、偉かったね」などの言葉がけをする
用意するもの ・すぐに取り出せるよう、肌着やシャツ、上着、ズボンなど必要物を整理し揃えておく
場所の使い方  
時間の使い方 ・時間差をつけるなどをし、個々に丁寧な介助ができるようにする
備考  
1歳3ヶ月~1歳6ヶ月
ねらい ・保育者の声かけに合わせ、衣類から手足を出したり、通そうとする
・靴を脱ぐ
保育者の動き ・肌着や上着を脱がせる際は、肘内障を防ぐため保育者は子どもの服の内側に手を入れ、内側から肘を持って腕を袖から抜く(手を引っ張ったり、服で子どもの腕が引っ張られるなど、腕に負担をかけないようにする)
・上着は、先に頭からかぶらせ、その後片方ずつ袖を通す
・「イヤッ」「自分で」などの自己主張を大切にし、できないところは様子をみてさりげなく援助する
・介助の過程を言葉をかけて伝えることにより、徐々に子ども自身が着脱に参加できるようにする
・保育者は一方的に「着替えさせる」というのではなく「子どもと一緒に着替える」ことを意識して介助をする
・介助の際に子どもが自ら袖に腕を通そうとしたり、足をあげたりするなどの姿が見られた際は「通そうとしたのね」や「上手に上がったね」など、子どもの行動にあわせた言葉がけをする
・着脱を嫌がる際は、「嫌なのね」など一度子どもの気持ちを代弁し、子どもが落ち着いてから介助をするゆとりを持つ
・自ら靴を脱ごうとした際は、「自分でやろうとしたのね、偉かったね」などの言葉がけをする
用意するもの ・すぐに取り出せるよう、肌着やシャツ、上着、ズボンなど必要物を整理し揃えておく
・子ども自身が靴の置き場が分かりやすいように、下駄箱にマークなどを貼る
場所の使い方  
時間の使い方 ・時間差をつけるなどをし、個々に丁寧な介助ができるようにする
備考  
1歳6ヶ月~2歳
ねらい ・保育者の声かけに合わせ、衣服から手や足を出したり、通そうとする
・保育者がズボンに足を通すと、前の方だけ上げようとする
・靴を脱ぐ
・ボタン、スナップを引っ張って外そうとする
・自分の入れ物に脱いだものを保育者と一緒に入れる
保育者の動き ・肌着や上着を脱がせる際は、肘内障を防ぐため保育者は子どもの服の内側に手を入れ、内側から肘を持って腕を袖から抜く(手を引っ張ったり、服で子どもの腕が引っ張られるなど、腕に負担をかけないようにする)
・自分で好きな服を選ぶなど、着ることの楽しさを味わえるようにする
・上着は、先に頭からかぶらせ、その後片方ずつ袖を通す
・ズボンを履く際は、ウエスト部分を子どもの方に向けて広げて置き、片方ずつ裾に足を入れることを伝えながら介助する
・ボタン、スナップに興味を持って引っ張って外そうとするので、気持ちを代弁し、やり方を伝えながら介助する
・自分で帽子をかぶろうとした際は、気持ちを代弁し、やり方を伝えながら介助する
・ズボンに足を通してあげると、前の方だけ上げたりするので、必要に応じた援助を行う
・靴下を脱ぐ際は、足と靴下の口の間に両手の親指を入れて、脱ぐことを伝え、徐々に自分で靴下を脱げるように援助する
・靴下を履く際は、靴下の口に両手の親指を入れて足に入れ、ゆっくりと引っ張り上げて履くことを伝え、徐々に自分で靴下を履けるように援助する
・靴を脱ぐ際は、マジックテープなどを外し、かかと部分から脱ぐことを伝え、徐々に自分で靴を脱げるように援助する
・着脱を嫌がる際は、「嫌なのね」など一度子どもの気持ちを代弁し、子どもが落ち着いてから介助をするゆとりを持つ
・簡単な衣服は、保育者に手伝ってもらいながら脱ごうとしたり、前の方だけズボンを上げようとしたりするので、子どもができそうな部分を子どもに任せる
・少しでも子ども自身ができたことに共感する
用意するもの ・すぐに取り出せるよう、肌着やシャツ、上着、ズボンなど必要物を整理し揃えておく
・子ども自身が靴の置き場が分かりやすいように、下駄箱にマークなどを貼る
・服を入れる物は、子ども自身が使いやすいような物を準備する
場所の使い方  
時間の使い方 ・時間差をつけるなどをし、個々に丁寧な介助ができるようにする
備考