ほめることの大切さ

子どもの行動を3つに分けてみる
※ペアレントトレーニング参照


・できること、得意なこと
・いま、できている好ましい行動(「ありがとう」と言う、着替えをする、など)
⇒「すごいね、がんばったね」など、肯定的な注目


・好ましくない行動
(騒ぐ、わめく、話に割り込む、など)
⇒「待つ、見守る」など、注目を外し、好ましい行動になったら、すぐにほめる


・危険な行動
(人を傷つけるような行動、他者への暴力、ものを壊す、など)
⇒「止める」などし、望ましい行動を具体的に伝える

子どもにかかわるときの伝え方 CCQ

C
・あなた自身が穏やかに = Calm

C
・子どもにもっと近づいて = Close

Q
・声の調子を抑えて静かに = Quiet

①「肯定的な注目」と②「待つ、見守る」をうまく使いこなせるようになると、子どもとのもめ事はかなり少なくなります。可能な限り、①「肯定的な注目」②「待つ、見守る」、「子どもに伝わりやすい方法 CCQ」で対応すると③の対応はほとんどなくなります。
(※日頃から穏やかに肯定的に伝えていると、「ダメ!!」により効果が表れる)

名称未設定 1

スモールステップ(課題を小さく分ける)で、できることを増やし、褒める機会を多くしよう
子どもは褒められると、脳の働きを活性化する物質(ドーパミン)が分泌される

⇒自分は周りの人から大切にされていると実感することにより自分をまるごと、そのまま認められるようになる、自己肯定感が育まれる

【臨床心理士からのコメント】

・気になる子の場合、通常なら意識しなくても自然と園生活の中で学んでいく、対人関係などが、特性のために自然と学びにくい場合があります。そのため、個別に伝えたり、特性に応じてかかわることにより、その子が理解しそのスキルを使って、違うことを学ぶ経験へとつながります。しかし、「順番が待てない」「ルールが守れない」など、そのスキルでつまずくと、その先にある学ぶ経験の機会につながらない可能性があります。また、否定的にとらえられ続けると、二次障害につながる可能性があります。そのため、「子どもの行動を3つに分けてみよう」や「子どもに伝えありやすい方法 CCQ」を意識することで、子どもの特性を理解するとともに、ほめる機会を増やし、自己肯定感を育むことが非常に重要です。