4月13日に2016年度第1回日本保育者未来通信定例会を開催しました!!

2016年度第1回目の定例会を行ないました。
定例会の内容は以下になっております。
 

1.日本保育者未来通信のミッションと私たちの役割について

・改めてメッセンジャー同士で、保育において大切なこと、大切にしていること、子どもたちにとって何が大切かを話し合い共有しました。その中で、「その時期に必要な経験を十分に味わえる環境を整えていくことが必要ではないか」そのために、「質の高い保育実践振り返りシート」や「保育実践レター」を投稿していくことが必要ではないかという話がでました。
質の高い現場に即した情報を投函していくことで、それを見た全国の保育者の方の明日の保育が変わってくるのではないか、そうすることで全国で保育園に通っている子どもたちの経験も変わってくるのではないかという話に至りました。
例えば2歳児さんの製作でどのように行っていいか迷っているなどの場合、投稿された保育情報を参考にしてもらえれば、子どもたちにとって同じ時間を過ごすにでも全く違う経験になるのではないか。そういった環境設定などを知っておくことで、同じ活動をおこなったとしても、一方では子どもたちにとって楽しい経験になるが、環境設定等の実践方法が分からないと、子どもとちにとってただただやらされている時間や、または叱れれてしまう時間になってしまうのではないかという話し合いになりました。
上記のような例に対して、環境設定の方法を学んでいくことで、ただただその園や自身の考え方で保育経験を積むのではなく、子どもの発達という観点、その時期に必要な経験を十分に味あわせてあげられる保育者として、経験も確かなものになり、保育者として確かな経験を積んでいくことができるのではないかという話にも発展しました。
また、環境設定に関しては、質の高い保育情報を多く投函していくことで、全国の園でも実践できる共通性を見出し、こちらも情報として発信していくことが大切ではないかという話になりました。
 

2.現場での事例を通しての私たちの役割について

・「子どもたちが保育者の顔色を伺って活動してることはないか」という話がメッセンジャーから話されました。一例として、2歳児クラスで保育者の顔色を伺って、行動している場面が見られるクラスがあった。また、保育者もお気に入りの子を手厚く保育をするという現状があったとのこと。これは、本当に寂しい保育現状ではないか。この一例だけでなく、保育士不足や確かな保育情報がない状態では、全国の保育園で見られてもおかしくないのが現状ではないかという話になりました。そのために今後は発達に沿った保育内容、保育情報を投函していくことが大切だと話し合いました。
 

3.ホームページの機能について

・トップページに写真を持ってくるなどの工夫をすると、利用者も使いやすいのではないかという話が出ました。例えば、保育実践レターで使用している写真などをトップページに持って来れば、利用しやすいのではないかという話になりました。
 

4.パンフレットについて

・日本保育者未来通信を紹介するパンフレットが完成しました。今後はメッセンジャーから
知り合いに配布し、ミッションを共にするメッセンジャーを増やし、共に発信していきたいと思います。