排泄 2歳児
ねらい | ・保育者に見守られて排泄する ・シーシ、チッチなど排泄の前に言葉で知らせる |
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保育者の動き | ・おむつが濡れていると教えてくれることもあるので、その場合は「よく教えてくれたね」と十分に受け止める ・おもらししてしまった際は、「今度は教えてね」などの声をかけ次はトイレで排泄できるようにつなげる ・オマルや便器で排泄した際は、子どものその瞬間の気持ち良さやすっきり感に共感する ・子どもの興味に応じて、トイレという空間になじんでいけるようにする ・子どもの様子を観察し、尿意・便意を動作や言葉などで知らせた時には、オマルやトイレに無理なく誘う ・トイレを拒否することもきちんと受け止め、無理強いしてトイレに連れて行くことはしない |
用意するもの | ・蛇口に手が届くよう踏み台などを置き、子どもが使いやすいように手洗い場の環境を整える ・着脱の際に子どもが腰かけられるイスやマットなどの準備をするなど、子どもが着脱しやすい環境を整えることで、徐々に子どもたちがズボンなどの着脱に参加できるように援助する ・使用するトイレットペーパーの長さが分かるように、トイレットペーパーの長さを適度に切って準備したり、子ども自身がどこで切るかを分かりやすいようにする(トイレットペーパーホルダーの横にキリンの首の絵などを貼り、それを目安に、その長さまで切るなど) |
場所の使い方 | ・一定の場所(おむつ交換台またはおむつ替えスペース)で排泄の介助を行うことにより子どもに安心感を与える ・水道の近くにおむつ交換台またはおむつ替えスペースを作り、保育者は交換後にすぐに手洗いができるようにする ・トイレに子どもの興味のある物を置くなどし子どもがリラックスでき、親しみが持てる雰囲気作りをする |
時間の使い方 | ・個々の排泄の間隔を把握し一人ひとりのタイミングに応じてオマルやトイレに誘うとともに、子どもが生活の流れをイメージでき、次の活動への見通しが持てるように戸外活動前、帰園後、午睡前、午睡後などの活動の節目に行う ・子どもが遊んでいる際におむつ交換をする場合は、子どもの遊びの盛り上がりを中断しないようにタイミングを見計らい行う |
備考 | ・おむつが外れる時期は、個々の子どもの育ちや、生活の姿によって個人差が大きいため保護者と連携しながら無理なく進めていく ・家庭と連携し、おむつからパンツへ、移行できるように援助する |
ねらい | ・トイレに行き、保育者に見守られて排泄する ・尿意、便意を感じ言葉で伝える ・トイレットペーパーの使い方など、排泄後の後始末の仕方を知る |
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保育者の動き | ・おもらししてしまった際は、「今度は教えてね」などの声をかけ次はトイレで排泄できるようにつなげる ・子どもの様子を観察し、尿意・便意を動作や言葉などで知らせた時には、オマルやトイレに無理なく誘う ・トイレを拒否することもきちんと受け止め、無理強いしてトイレに連れて行くことはしない |
用意するもの | ・蛇口に手が届くよう踏み台などを置き、子どもが使いやすいように手洗い場の環境を整える ・使用するトイレットペーパーの長さが分かるように、トイレットペーパーの長さを適度に切って準備したり、子ども自身がどこで切るかを分かりやすいようにする(トイレットペーパーホルダーの横にキリンの首の絵などを貼り、それを目安に、その長さまで切るなど) ・着脱の際に子どもが腰かけられるイスやマットなどの準備をするなど、子どもが着脱しやすい環境を整えることで、徐々に子どもたちがズボンなどの着脱に参加できるように援助する |
場所の使い方 | ・一定の場所(おむつ交換台またはおむつ替えスペース)で排泄の介助を行うことにより子どもに安心感を与える ・水道の近くにおむつ替えスペースを作り、保育者は交換後にすぐに手洗いができるようにする ・トイレに子どもの興味のある物を置くなどし子どもがリラックスでき、親しみが持てる雰囲気作りをする |
時間の使い方 | ・子どもが遊んでいる際におむつ交換をする場合は、子どもの遊びの盛り上がりを中断しないようにタイミングを見計らい行う |
備考 | ・おむつが外れる時期は、個々の子どもの育ちや、生活の姿によって個人差が大きいため保護者と連携しながら無理なく進めていく |
ねらい | ・尿意、便意を感じたらトイレに行く ・排泄後、自分で拭いてみる |
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保育者の動き | ・立ち小便器を使えるように援助する(立つ位置、お腹を突き出すようにして便器に近づける、済んだ後に尿を切るなどを伝える) ・女児は尿・便共に前から後ろに向かって拭くように伝え、徐々に自分でできるようにする(仕上げは保育者が行う) ・トイレットペーパーの使い方や長さ、トイレの水の流し方、排尿、排便後に手を洗い拭くなどの一連の流れを、一つひとつ丁寧に伝え、子ども自身ができるように援助する |
用意するもの | ・蛇口に手が届くよう踏み台などを置き、子どもが使いやすいように手洗い場の環境を整える ・使用するトイレットペーパーの長さが分かるように、トイレットペーパーの長さを適度に切って準備したり、子ども自身がどこで切るかを分かりやすいようにする(トイレットペーパーホルダーの横にキリンの首の絵などを貼り、それを目安に、その長さまで切るなど) |
場所の使い方 | ・トイレに子どもの興味のある物を置くなどし子どもがリラックスでき、親しみが持てる雰囲気作りをする |
時間の使い方 | ・活動の節目でトイレに行き、徐々に生活の流れや見通しを持って自分からトイレに行く習慣が身につくようにする ・尿意・便意を見逃さず、個々に合わせて声かけをする |
備考 |