室内活動(自由遊び) 1歳児
ねらい | ・歩く、押す、投げる、走り回るなどの運動を十分に行う ・指先を使ってシールを貼る、積み木を積む、型はめなどの遊びを楽しむ |
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保育者の動き | ・子どもの気持ちを受容することで信頼関係を築いていく ・繰り返し遊びが十分にできるようにかかわる ・保育者は子どもがしたいことや、したがっていることなどの気持ちを代弁する ・部屋に玩具が散乱しないように、保育者が子どもの遊んでいる様子を見て使っていない玩具を片づける ・喃語や発声、体の動きに応答的にかかわる ・手遊びやわらべうたを歌ったり、触れあい遊びを楽しむ機会を豊富に持つようにする ・身近な環境の中で、見る・聞く・触れるなどの感覚を育む遊びを一緒に楽しむ ・個々の要求に応えられるようにしながらも、全体がどのような状況かを把握する ・よく遊ぶ子どもには活発に応じる、疲れた子どもはゆったりとかかわるなど、個々の状態に応じたやりとりをする ・保育者や玩具を独占できる満足感を味わえるようにする |
用意するもの | ・子どもが遊んでみたい、触ってみたいという玩具や道具類を、子どもの手の届く所に置く ・指でつまむ、つかむ、放す、また堅さや感触の違うものにたくさん触れられる環境を整える ・登る、降りる、引いて歩く、乗り越える、運ぶなどの活動が十分に行える環境を整える ○粗大運動 ○操作練習遊び |
場所の使い方 | ・安全な環境の中で、手、指、手首、腕、足の運動など個々の発達に合った身体運動を十分に楽しめる空間を整える ・部屋の中の行き来が遊びを妨げないよう動線を整える ・可能な限り「食事」「睡眠」「遊び」(静の遊びと動の遊び)「清潔」(おむつ交換・着替え・汚物処理・保育者の消毒手洗い)の各スペースを区切ることにより、個々の生活リズムに対応できるようにする ・動き回れる空間作りをするとともに、所々に何かいじって遊べるような環境を整える ・はい登りやよじ登りが安全にできる環境を整える |
時間の使い方 | ・朝の受け入れの時点で、個々の食事、睡眠、健康状態を把握し、家庭での日課と調和させて個々の生活リズムに対応できるようにする |
備考 | ・室内の温度は夏期25℃前後、冬期18~20℃(外気温との差は5℃以下)、湿度45~60%を目安とする ・カーテンなどを使用し、自然光の調節ができるようにする ・窓を開けることができ、換気が調節できるようにする ・玩具は、子どもたちの発達に応じて定期的に入れ替える ・衛生的で掃除・整理が行き届いた環境を整える |
ねらい | ・小走り、よじ登る、くぐる、跳ぶ、ぶら下がるなど全身を使った遊びを楽しむ ・指先を使ってちぎる、破くなどの遊びを楽しむ |
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保育者の動き | ・子どもの気持ちを受容することで信頼関係を築いていく ・繰り返し遊びが十分にできるようにかかわる ・自我の芽生えに対する葛藤に対して、保育者は子どもがしたいことや、したがっていることなどの気持ちを代弁する ・部屋に玩具が散乱しないように、保育者が子どもの遊んでいる様子を見て使っていない玩具を片づける ・喃語や発声、体の動きに応答的にかかわる ・手遊びやわらべうたを歌ったり、触れあい遊びを楽しむ機会を豊富に持つようにする ・身近な環境の中で、見る・聞く・触れるなどの感覚を育む遊びを一緒に楽しむ ・個々の要求に応えられるようにしながらも、クラス全体がどのような状況かを把握する ・音楽に合わせて踊ったり、リズムに合わせて手拍子をしたりと、音楽に触れることを楽しむ ・よく遊ぶ子どもには活発に応じる、疲れた子どもはゆったりとかかわるなど、個々の状態に応じたやりとりをする ・保育者や玩具を独占できる満足感を味わえるようにする |
用意するもの | ・子どもが遊んでみたい、触ってみたいという玩具や道具類を、子どもの手の届く所に置く ・指でつまむ、つかむ、放す、また堅さや感触の違うものにたくさん触れられる環境を整える ・登る、降りる、引いて歩く、乗り越える、運ぶなどの活動が十分に行える環境を整える ・全身を使う遊びができるように可動遊具などを準備する ○粗大運動 ○操作練習遊び |
場所の使い方 | ・安全な環境の中で、手、指、手首、腕、足の運動など個々の発達に合った身体運動を十分に楽しめる空間を整える ・部屋の中の行き来が遊びを妨げないよう動線を整える ・可能な限り「食事」「睡眠」「遊び」(静の遊びと動の遊び)「清潔」(おむつ交換・着替え・汚物処理・保育者の消毒手洗い)の各スペースを区切ることにより、個々の生活リズムに対応できるようにする ・動き回れる空間作りをするとともに、所々に何かいじって遊べるような環境を整える ・はい登りやよじ登りが安全にできる環境を整える |
時間の使い方 | ・朝の受け入れの時点で、個々の食事、睡眠、健康状態を把握し、家庭での日課と調和させて個々の生活リズムに対応できるようにする |
備考 | ・室内の温度は夏期25℃前後、冬期18~20℃(外気温との差は5℃以下)、湿度45~60%を目安とする ・カーテンなどを使用し、自然光の調節ができるようにする ・窓を開けることができ、換気が調節できるようにする ・玩具は、子どもたちの発達に応じて定期的に入れ替える ・衛生的で掃除・整理が行き届いた環境を整える |
ねらい | ・体操、追いかけっこ、蹴る、投げるなど、全身を使った遊びを楽しむ ・紐通し、ボタンはめ、蓋を開ける、蛇口をひねるなどの遊びを楽しむ |
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保育者の動き | ・子どもの気持ちを受容することで信頼関係を築いていく ・繰り返し遊びが十分にできるようにかかわる ・自我の芽生えに対する葛藤に対して、保育者は子どもがしたいことや、したがっていることなどの気持ちを代弁する ・部屋に玩具が散乱しないように、保育者が子どもの遊んでいる様子を見て使っていない玩具を片づける ・喃語や発声、体の動きに応答的にかかわる ・手遊びやわらべうたを歌ったり、触れあい遊びを楽しむ機会を豊富に持つようにする ・身近な環境の中で、見る・聞く・触れるなどの感覚を育む遊びを一緒に楽しむ ・個々の要求に応えられるようにしながらも、クラス全体がどのような状況かを把握する ・音楽に合わせて踊ったり、リズムに合わせて手拍子をしたりと、音楽に触れることを楽しむ ・よく遊ぶ子どもには活発に応じる、疲れた子どもはゆったりとかかわるなど、個々の状態に応じたやりとりをする ・保育者や玩具を独占できる満足感を味わえるようにする |
用意するもの | ・子どもが遊んでみたい、触ってみたいという玩具や道具類を、子どもの手の届く所に置く ・指でつまむ、つかむ、放す、また堅さや感触の違うものにたくさん触れられる環境を整える ・登る、降りる、引いて歩く、乗り越える、運ぶなどの活動が十分に行える環境を整える ・全身を使う遊びができるように可動遊具などを準備する ○粗大運動 ○操作練習遊び ○構成遊び |
場所の使い方 | ・安全な環境の中で、手、指、手首、腕、足の運動など個々の発達に合った身体運動を十分に楽しめる空間を整える ・部屋の中の行き来が遊びを妨げないよう動線を整える ・はい登りやよじ登りが安全にできる環境を整える ・可能な限り「食事」「睡眠」「遊び」(静の遊びと動の遊び)「清潔」(おむつ交換・着替え・汚物処理・保育者の消毒手洗い)の各スペースを区切ることにより、個々の生活リズムに対応できるようにする ・動き回れる空間作りをするとともに、所々に何かいじって遊べるような環境を整える |
時間の使い方 | ・朝の受け入れの時点で、個々の食事、睡眠、健康状態を把握し、家庭での日課と調和させて個々の生活リズムに対応できるようにする |
備考 | ・室内の温度は夏期25℃前後、冬期18~20℃(外気温との差は5℃以下)、湿度45~60%を目安とする ・カーテンなどを使用し、自然光の調節ができるようにする ・窓を開けることができ、換気が調節できるようにする ・玩具は、子どもたちの発達に応じて定期的に入れ替える ・衛生的で掃除・整理が行き届いた環境を整える |
ねらい | ・短時間友だちと一緒に遊ぶことを楽しむ ・ごっこ遊びの中で、他児と言葉のやりとりを楽しむ ・鉄棒にぶら下がる、両足跳び、巧技台、片足ずつ階段を登るなどの運動を楽しむ ・粘土を丸める、伸ばす、折り紙を折る、パズルを楽しむ |
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保育者の動き | ・繰り返し遊びが十分にできるようにかかわる ・気持ちを受け止められる中で欲求や要求を言葉で伝えられるようにする ・個々の要求に応えられるようにしながらも、全体がどのような状況かを把握する ・自我の芽生えに対する葛藤に対して、保育者が代弁することにより、子どもが自分の感情を理解できるように促し、徐々に言葉で伝えられるようにする ・遊びを見守る中で、子どもの遊びのイメージを把握し、必要に応じてそのイメージが達成、発展するように援助する ・音楽に合わせて踊ったり、リズムに合わせて手拍子をしたりと、音楽に触れる事を楽しむ ・玩具の取り合いの際には、取られた子どもと取った子どもの両者の気持ちを代弁し、貸し借りの仕方を伝える ・保育者や玩具を独占できる満足感を味わえるようにする ・よく遊ぶ子どもには活発に応じる、疲れた子どもはゆったりとかかわるなど、個々の状態に応じたやりとりをする |
用意するもの | ・全身を使う遊びができるように可動遊具などを準備する ・ごっこ遊びが十分にできるよう、道具の種類や数、同じ色の物を揃える ・子どもが遊んでみたい、触ってみたいという玩具や道具類を、子どもの手の届く所に置く ・指でつまむ、つかむ、放す、また堅さや感触の違うものにたくさん触れられる環境を整える ・登る、降りる、引いて歩く、乗り越える、運ぶなどの活動が十分に行える環境を整える ○粗大運動 ○操作練習遊び ○構成遊び ○役割遊び |
場所の使い方 | ・玩具は遊びの種類ごとに配置する ・部屋の中の行き来が遊びを妨げないよう動線を整える ・はい登りやよじ登りが安全にできる環境を整える ・ごっこ遊びのコーナー、構成(構造)のコーナー、操作練習遊びのコーナー、製作・お絵描きコーナー、絵本コーナー、休息のコーナーなどの環境を整える ・可能な限り「食事」「睡眠」「遊び」(静の遊びと動の遊び)「清潔」(おむつ交換・着替え・汚物処理・保育者の消毒手洗い)の各スペースを区切ることにより、個々の生活リズムに対応できるようにする ・動き回れる空間作りをするとともに、所々に何かいじって遊べるような環境を整える |
時間の使い方 | ・個々の生活リズムに対応できるようにする ・可能な限り活動ごとの時間の幅に余裕を持つことで、十分な遊びの時間を保障する |
備考 | ・室内の温度は夏期25℃前後、冬期18~20℃(外気温との差は5℃以下)、湿度45~60%を目安とする ・カーテンなどを使用し、自然光の調節ができるようにする ・窓を開けることができ、換気が調節できるようにする ・玩具は、子どもたちの発達に応じて定期的に入れ替える ・衛生的で掃除・整理が行き届いた環境を整える |
ねらい | ・気の合う友だちと一緒に遊ぶことを楽しむ ・経験したことの中で同じようなイメージをもって見立てて遊ぶことやごっこ遊びを楽しむ ・マットの上で前方回転をする、飛び降りる、ぶら下がる、登る、押す、引っ張るなど全身を使う遊びを楽しむ ・ハサミで一回切りをする、スナップを止める、外す、線路をつなげる、糊を付けるなどを楽しむ |
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保育者の動き | ・繰り返し遊びが十分にできるようにかかわる ・気持ちを受け止められる中で欲求や要求を言葉で伝えられるようにする ・個々の要求に応えられるようにしながらも、全体がどのような状況かを把握する ・遊びを見守る中で、子どもの遊びのイメージを把握し、必要に応じてそのイメージが達成、発展するように援助する ・音楽に合わせて踊ったり、リズムに合わせて手拍子をしたりと、音楽に触れる事を楽しむ ・玩具の取り合いの際には、取られた子どもと取った子どもの両者の気持ちを代弁し、貸し借りの仕方を伝える ・子どもが言った言葉に対して、子どもの気持ちを汲み取り新たな言葉を付け加えたり、簡単な質問をしたりするなど、言葉のやりとりを楽しむ ・自我の芽生えに対する葛藤に対して、保育者が代弁することにより、子どもが自分の感情を理解できるように促し、徐々に言葉で伝えられるようにする ・ごっこ遊びや模倣遊びを楽しむ中で、必要に応じて友だちとのかかわり方を伝える(誘い合い、提案、譲り合い、相談、解決など) |
用意するもの | ・全身を使う遊びができるように可動遊具などを準備する ・ごっこ遊びが十分にできるよう、道具の種類や数、同じ色の物を揃える ・子どもが遊んでみたい、触ってみたいという玩具や道具類を、子どもの手の届く所に置く ・指でつまむ、つかむ、放す、また堅さや感触の違うものにたくさん触れられる環境を整える ・登る、降りる、引いて歩く、乗り越える、運ぶなどの活動が十分に行える環境を整える ○粗大運動 ○操作練習遊び ○構成遊び ○役割遊び ○ルールのある遊び |
場所の使い方 | ・玩具は遊びの種類ごとに配置する ・部屋の中の行き来が遊びを妨げないよう動線を整える ・ごっこ遊びのコーナー、構成(構造)のコーナー、操作練習遊びのコーナー、製作・お絵描きコーナー、絵本コーナー、休息のコーナーなどの環境を整える ・可能な限り「食べる」「眠る」「遊ぶ」「清潔」(おむつ交換・着替え・汚物処理・保育者の消毒手洗い)の各スペースを区切る ・動き回れる空間作りをするとともに、所々に何かいじって遊べるような環境を整える |
時間の使い方 | ・個々の生活リズムに対応できるようにする ・可能な限り活動ごとの時間の幅に余裕を持つことで、十分な遊びの時間を保障する |
備考 | ・室内の温度は夏期25℃前後、冬期18~20℃(外気温との差は5℃以下)、湿度45~60%を目安とする ・カーテンなどを使用し、自然光の調節ができるようにする ・窓を開けることができ、換気が調節できるようにする ・玩具は、子どもたちの発達に応じて定期的に入れ替える ・衛生的で掃除・整理が行き届いた環境を整える |