着脱 2歳児

2歳~2歳6ヶ月
ねらい ・保育者に介助されながら、自分で衣服の着脱をしようとする
・自分でボタンやフックをはめようとする
・靴を一人で履こうとする
・靴下を自分で履こうとする
・自分の入れ物に脱いだものを自分で片づける
保育者の動き ・衣服の前後を知らせ、どの部分をもってかぶればよいのかなどを伝えながら、子ども自身が着脱しやすいように援助する
・ズボンを履く際は、ウエスト部分を子どもの方に向けて広げて置き、片方ずつ裾に足を入れることを伝えながら介助する
・子どもが自身で帽子が落ちないようにかぶれるよう声かけをするとともに、必要に応じて援助する
・ジャンパーなどを着る際は、着ている服の袖口を握ったままジャンパーなどの袖に手を入れて、通し終わってから袖口を放すように伝えながら援助する
・保育者と一緒に、裏返った服を表にすることにより、表にする習慣が身につくように援助する
・保育者と一緒に、自分の衣類をたたむことにより、たたむ習慣がつくようにに援助する
・子ども自身がしようとする行為を最後まで見守りながら、やり残したところ(シャツをズボンに入れるなど)をさりげなく援助する
・靴下を脱ぐ際は、足と靴下の口の間に両手の親指を入れて、脱ぐことを伝え、徐々に自分で靴下を脱げるように援助する
・靴下を履く際は、靴下の口に両手の親指を入れて足に入れ、ゆっくりと引っ張り上げて履くことを伝え、徐々に自分で靴下を履けるように援助する
・靴を脱ぐ際は、マジックテープなどを外し、かかと部分から脱ぐことを伝え、徐々に自分で靴を脱げるように援助する
・靴を履く際は、つま先を靴に入れ、かかとを引っ張って履き、マジックテープなどを止めることを伝え、徐々に自分できるように援助する
・ボタンをはめる際は、ボタンホールにボタンを合わせることを伝え、子どもの意欲を尊重し必要に応じた援助をする
・ファスナーでは、スライドする部分をしっかりと下げ、留め始めをかみ合わせることを伝え、子どもの意欲を尊重し必要に応じた援助をする
・着脱を嫌がる際は、「嫌なのね」など一度子どもの気持ちを代弁し、子どもが落ち着いてから介助をするゆとりを持つ
・簡単な衣服の着脱を自分でしようとする姿を見守り、少しでも子ども自身ができたことに共感する
・一人で脱げるようになったら「一人で着る」「一人で履く」を目安にし、子どもがしようとする部分、できそうな部分を任せ、「できた」という経験を増やしていく
用意するもの ・すぐに取り出せるよう、肌着やシャツ、上着、ズボンなど必要物を整理し揃えておく
・子ども自身が靴の置き場が分かりやすいように、下駄箱にマークなどを貼る
・服を入れる物は、子ども自身が使いやすいような物を準備する
場所の使い方  
時間の使い方  
備考  
2歳6ヶ月~3歳
ねらい ・手助けを受けながら衣服の着脱を自分でする
・前のボタンやホックを自分ではめる
・保育者と一緒に脱いだ衣服をたたんだり、片づけたりする
保育者の動き ・衣服の前後を知らせ、どの部分をもってかぶればよいのかなどを伝えながら、子ども自身が着脱しやすいように援助する
・ズボンを履く際は、ウエスト部分を子どもの方に向けて広げて置き、片方ずつ裾に足を入れることを伝えながら介助する
・子どもが自身で帽子が落ちないようにかぶれるよう声かけをするとともに、必要に応じて援助する
・ジャンパーなどを着る際は、着ている服の袖口を握ったままジャンパーなどの袖に手を入れて、通し終わってから袖口を放すように伝えながら援助する
・保育者と一緒に、裏返った服を表にすることにより、表にする習慣が身につくように援助する
・保育者と一緒に、自分の衣類をたたむことにより、たたむ習慣がつくようにに援助する
・子ども自身がしようとする行為を最後まで見守りながら、やり残したところ(シャツをズボンに入れるなど)をさりげなく援助する
・靴下を脱ぐ際は、足と靴下の口の間に両手の親指を入れて、脱ぐことを伝え、徐々に自分で靴下を脱げるように援助する
・靴下を履く際は、靴下の口に両手の親指を入れて足に入れ、ゆっくりと引っ張り上げて履くことを伝え、徐々に自分で靴下を履けるように援助する
・靴を脱ぐ際は、マジックテープなどを外し、かかと部分から脱ぐことを伝え、徐々に自分で靴を脱げるように援助する
・靴を履く際は、つま先を靴に入れ、かかとを引っ張って履き、マジックテープなどを止めることを伝え、徐々に自分できるように援助する
・ボタンをはめる際は、ボタンホールにボタンを合わせることを伝え、子どもの意欲を尊重し必要に応じた援助をする
・ファスナーでは、スライドする部分をしっかりと下げ、留め始めをかみ合わせることを伝え、子どもの意欲を尊重し必要に応じた援助をする
・着脱を嫌がる際は、「嫌なのね」など一度子どもの気持ちを代弁し、子どもが落ち着いてから介助をするゆとりを持つ
・簡単な衣服の着脱を自分でしようとする姿を見守り、少しでも子ども自身ができたことに共感する
・一人で脱げるようになったら「一人で着る」「一人で履く」を目安にし、子どもがしようとする部分、できそうな部分を任せ、「できた」という経験を増やしていく
用意するもの ・すぐに取り出せるよう、肌着やシャツ、上着、ズボンなど必要物を整理し揃えておく
・子ども自身が靴の置き場が分かりやすいように、下駄箱にマークなどを貼る
・服を入れる物は、子ども自身が使いやすいような物を準備する
場所の使い方  
時間の使い方  
備考  
3歳
ねらい ・簡単な衣類は一人で着脱ができる
・立ってズボン、パンツを履こうとする
・ボタンやフックを自分ではめる
・脱いだ服をたたんで自分の入れ物などに入れる
保育者の動き ・子どもが保育者の肩につかまるなどして体を支え、徐々に立ったままで着脱ができるように援助する
・衣服の前後を知らせ、どの部分をもってかぶればよいのかなどの方法を知らせながら、子ども自身が着脱しやすいように援助する
・ズボンなどを履く際は、お尻の部分もしっかりと上げられるように声かけをする
・子ども自身で帽子が落ちないように、また深くかぶりすぎないよう注意しながら帽子をかぶれるように声かけをする
・靴は、徐々にお尻をつけずに着脱ができるように声かけをする
・ジャンパーなどを着る際は、着ている服の袖口を握ったままジャンパーなどの袖に手を入れて、通し終わってから袖口を放すように伝えながら援助する
・保育者と一緒に、裏返った服を表にすることにより、表にする習慣が身につくように援助する
・自分の衣類をたたむ習慣がつくように、言葉がけをしながら手伝う
・衣服の着脱を自分でしようとする姿を見守り、やり残したところを伝え、必要に応じて援助する
・できない部分はやり方を伝え、自分で着脱ができた喜びを味わい自信へとつなげていく
・できない部分は、まずは声をかけ、「手伝わなくてもできる」ということに共感する
・ファスナーはセットから引き上げまでを一人でできるように援助する
・服の汚れに気づき、保育者に伝えられるようにする
用意するもの ・子ども自身が靴の置き場が分かりやすいように、下駄箱にマークなどを貼る
・服を入れる物は、子ども自身が使いやすいような物を準備する
場所の使い方  
時間の使い方  
備考