福祉サービス第三者評価結果  横浜市神大寺保育園

【施設の概要】
 横浜市神大寺保育園は、横浜市営地下鉄ブルーラインの片倉町駅から徒歩15分の場所にあり、周辺は住宅街に囲まれています。園の定員は65名(1~5歳児)、開園時間は平日は7時00分~19時00分、土曜日は7時30分~18時30分です。
軽量鉄骨造り平屋建ての園舎の園庭には、サクランボの木や、砂場の日除けとなる藤棚があり、コンクリートの道路や色味の少ない住宅地の中で季節ごとに彩りを添えています。小さい畑やプランターが複数設置されており、季節の野菜や植物などを子どもたちと一緒に育てています。また、園舎の周囲にはサツマイモ畑があり、収穫したサツマイモを使ったサツマイモご飯や蔓を使ったリース作りなど、収穫した野菜は、「食べることが好きな子ども」を目標に、食育活動の一環として日ごろから調理に使われています。その他に、ジャングルジムや鉄棒、ままごと用のテーブルやいすが設置されています。また古タイヤが並べられ、飛び石のように飛んで楽しむことができる遊具や、プールもあります。セキュリティ対策として、窓や入口など外部からの侵入が考えられる場所には防犯カメラが設置され、事務室のモニターで常時確認することができます。
園舎に入ると、玄関から奥へまっすぐに廊下が伸び、左右に各保育室等があります。玄関を入って左側には事務室と地域の親子が過ごす育児支援室があります。廊下の奥には調理室があり、子どもたちは調理の様子を廊下から覗けるようになっています。各保育室は、ごっこ遊び、机上遊び、積み木遊びなどのコーナーが設定され、子どもの興味や関心、発達に応じてコーナーの配置を変える、空間を拡げる、玩具を入れ替えるなどの取り組みが行われ、一人ひとりの子どもが主体的に遊べるよう配慮されています。また、園では防災に力を入れて取り組んでいます。年に1回実施される防災キャンプでは、子どもたちによる簡易組み立ての段ボールトイレの体験やヘルメットの装着、発電機を使用した扇風機の稼働などの取り組みを行っています。また、区と横浜市立大学が協同して制作した「てくてくまっち」と呼ばれる防災教材を使用した取り組みも行っています。「てくてくまっち」は子どもや職員が絵合わせカードで遊びながら、まちの資源と活用方法について防災・減災の視点を交えて学ぶことができる教材です。これらの教材を日ごろの近隣散歩の際に取り入れることで、いつ起こるかわからない大規模災害に備える取り組みが行われています。

詳細につきましては、下記で掲載しております。

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