5月7日(日)に、2017年度第1回目の日本保育者未来通信定例会を開催しました!!

 

オープニング

・5月7日(日)14時から、渋谷にて「2017年度第1回日本保育者未来通信定例会」が開催されました。
以下、内容を報告いたします。

 

1. 日本保育者未来通信が考える「保育の軸」について

・現在、Saturday22や今回の定例会のように、保育実践についてメンバー話し合い、検討していく際に、検討の軸となる「保育の軸」を改めて共有する必要があるのではないかという話となりました。保育実践を検討していく上で、私たちが拠り所にする「保育の軸」として、以下2つが挙げられました。

①遊びも含めた個々の生理的欲求(食事、睡眠、排泄)が保障されている環境かどうか?
②保育者は個々の素質を認め、ひとりの人として子どもを認めているか?

いままでは、言われたことをきちんと同じようにできるひとが求められてきたように感じます。しかし、これからの時代は、子どもたちひとり一人が、自身の素質を知り、最大限に生かせるように保育者が環境を整えたり、かかわっていくことがが大切ではないかという話し合いになりました。子どもたちが保育園で過ごす時間を、小学校に行って、言われたことがきちんとできるようにするためにかかわるのではなく、一人ひとりの子どもたちが、自身の素質を知り生かし合うことができるような関係性の中で過ごしていくことが、一人ひとりの子どもたちの人生にとって最も大切になってくるのではないかという話し合いになりました。
その中で、こうした保育を実践していくために、日本保育者未来通信では。上記2点を「保育の軸」として、実践内容を検討していきます。
今後、この2つの実践を「保育の軸」として、Saturday22や定例会、またメッセンジャーからいただいた投稿に対して検討していき、具体的な実践案を発信していきたいと思います。
このような実践を通して、日本保育者未来通信が目指す『つながる保育』が実現していくことを心から願っています。

 

2.保育実践Before after・保育実践レターの発信について

・日本保育者未来通信の特徴である、「保育実践Before after」「保育実践レター」の定期的な発信について話し合いました。保育実践Before afterについては、これから改善を検討している保育実践を挙げていき、Saturday22や定例会を通して、月に1~2事例を挙げていくこととなりました。保育実践レターについては、今後、Saturday22の参加メンバーも増やし、メンバーが月に1つは挙げていくこととなりました。