布団で静かに横になって入眠する。

投稿者 投稿日
hoikusya
年齢 活動 子ども 保育者
4歳児 8人 2人
現状
保育者の動き 子どもと一緒に保育室に入り、寝かしつけをする。
用意するもの 布団の位置はいつも同じ。
時間の使い方 12:20~12:30:着替え、絵本(ホール) 12:30~:午睡 (入眠の時間は日によるが30分で寝る時間もあれば1時間半かかる時、入眠しない時もある)
場所の使い方
空間的環境
子どもたちの様子
午睡の時間になるとトイレに行ってから保育室に入る流れだが、トイレに行くのを嫌がる。(後で「トイレに行きたい」と訴える)。 じっと横になることができず布団の上をグルグル歩いたり、大きな声で話したりする。 保育士が傍らについて”とんとん”しようとすると「1人で寝る」と強く訴えるが、保育士が離れると、再び歩いたり布団で遊んだりしてしまう。
発達に沿った改善理由(保育実践シートも参照)
しばらく抱っこしたり、雑談したりして落ちつくと、そのまま横になり保育士のマッサージで入眠する。 触覚の過敏さのため、トイレなどの密集している場や、保育士に”とんとん”と触れられるのに抵抗があるのではないか。 マッサージなど圧を感じられる触れ方が良いのではないか。
改善案
保育者の動き 時間の使い方にそって、ゆったりと対応する。
用意するもの 圧を感じられるものとして、握るものなどを用意する。
時間の使い方 午前中に身体を動かす活動を多く取り入れ、覚醒を上げる。 着替えの介助の段階から圧の入るマッサージを取り入れ、徐々に覚醒を下げる。 絵本は興奮しない内容にし、短くする。
場所の使い方
ba2
改善後の子どもたちの様子
以前に比べて入眠するのが早くなった。また握る物や圧の入るマッサージをすることで、立ち歩くことが少なくなった。 布団の位置を変えたことで密集から離れ、他児の布団とも重ならなくなり、落ち着いた様子が見られるようになった。
臨床心理士によるコメント