友だちに提案して、嫌と言われた時に強い口調で怒り、泣きだしてしまう。

投稿者 投稿日
hoikusya
年齢 活動 子ども 保育者
4歳児 7人 1人
現状
保育者の動き 遊びを見守る。 トラブル時も基本的に見守り、子どもたち同士で解決できなそうな時に仲立ちし本児や他児らの気持ちを聞いたり、時に伝える手伝いをしている。
用意するもの 落ち着いて話し合いができる場所を用意する。
時間の使い方 話し合いに5~10分。
場所の使い方
空間的環境
子どもたちの様子
ままごとコーナーでは声を上げて泣いていたが「話し合おう」と声をかけ、他児らと一緒に落ち着ける場所へ移動すると泣きやんだ。ずっと黙ったままだったので保育士が「どうしたの?」と声をかけると、自分の気持ちを話し始めた。友だちと納得がいくまでに話し合うとまた笑顔で遊び出せていたが、また似たようなトラブルが別のコーナーで起こっていた。
発達に沿った改善理由(保育実践シートも参照)
他者の視点の理解が難しい。(自分がいいと思うことは他者もいいはずだと思う)
改善案
保育者の動き ①本児の提案通りにいかなかった場合に、「じゃ~○○役は」「じゃ~何がしたい」など、具体的な関わる言葉を伝える。 ②「自分がやりたくない役をやるのはどう?」とまずは自分の視点から理解を促し、「○○ちゃん」も同じ気持ちかなと伝える。 ③「先生は○○だと思う」「○○ちゃんはどう思う」と、人によって考えや好みが異なる視点を持つことを伝える。
用意するもの 状況に応じてコミックカードなどを用いて伝える。 視覚刺激等が少ない落ち着いた場所に移動する。
時間の使い方 その都度、時間にゆとりをもってゆったりとかかわる。
場所の使い方
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改善後の子どもたちの様子
繰り返し他者の視点を伝えていったことで、少しずつではあるが、意見を受け入れる姿が見られるようになってきた。