ルールのある遊びを通し、友だち同士で協力し合うことを知る(鬼ごっこ初級編)

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年齢 活動 子ども 保育者
4歳児 9人 1人
現状
保育者の動き ①前日までにルールのある遊びを楽しむ。 ②当日、ルールの説明。 ③実際に遊びながらルールの説明
用意するもの 特になし。
時間の使い方 10:00-10:45
場所の使い方
空間的環境
子どもたちの様子
ルールを理解しない子が多い。ルールを守らないのでゲーム中に喧嘩になる。子どもたちは保育者の話を聞いていない。配慮が必要な子もいる。
発達に沿った改善理由(保育実践シートも参照)
まだ、ルールのある遊びの経験が少ないため、スモールステップで、子どもたち一人ひとりのペースに合わせ、徐々にルールのある遊びを楽しめるようにしていくことが必要ではないか。
改善案
保育者の動き 目の前の子どもたちの状況によって、スモールステップでかかわる。具体的には、・室内で鬼が次々に変わるようなテンポで鬼ごっこを楽しむ。その中で、鬼の役は楽しいものだというイメージを子どもたちともちながら、みんなが鬼の役を楽しめるようにかかわる。次に外に出て、まずは保育者が鬼になって、子どもたちは追いかけられるスリルを楽しむ。その時に、いきなり鬼ごっこをするのではなく、宿変え鬼などを楽しむ。また、子どもが鬼役になっても、初めは保育者も鬼役の子と手を繋いで、一緒に鬼役を楽しむ。そして、室内から外に出るまでの活動の中で、一人ひとりの子どもたちの発達や理解度を把握し、その日に一人ひとりが最大限に楽しめるような環境を振り返り、長期的な視点を持って実践していく。宿変え鬼が慣れてきたら、普通の鬼ごっこを楽しむ。その際に、逃げる範囲を決めたり、鬼の数や帽子の色などをも、子どもたちの状況によって変え、みんなが楽しめるように環境を見直していく。楽しめるようになってきたら、徐々に逃げる範囲を広げていく。さらに慣れてきたら、鬼役と追いかけられる役という設定ではなく、例えば、ライオンとウサギのように設定を変えて楽しんでも良い。今回の提案のねらい=保育者の願いである、「ルールのある遊びを通し、友だち同士で協力し合うことを知る」ことが、子どもたち同士でできるようになって、楽しめるようになってきても、状況に応じて保育者は入り、徐々に子どもたちだけに任せていく。
用意するもの 鬼役の子が分かりやすいように、目印となる帽子。
時間の使い方 活動の始めの10分~15分。 ※10分~15分の中で、保育者の動きにある、スモールステップの保育者のかかわりの一つを行う。(例えば、宿変え鬼だけを行うなど)
場所の使い方
(1)
改善後の子どもたちの様子
全員がルールのある遊びを通して成長が見られた。みんなで遊ぶ楽しさを知りつつ、鬼になった時の気持ちを切り替える力が身についたり、ルールを考え、守ることの大切さなど幅広い生きる力を知ってくれたように感じる。その後は、クラス全員が新しいルールのある遊びにも積極的に楽しめるようになったり、自分たちでルールのある遊びを考案したり、子どもたち自身が自由に楽しむ姿が見られるようになった。発表会の劇や合奏をする時も、その協調性やチームワークにつながっていったように感じた。