合同保育時に、落ち着いて過ごす環境を作る

投稿者 投稿日
hoikusya
年齢 活動 子ども 保育者
3歳児 20-25人 3-4人
現状
保育者の動き 隣の部屋で帰りの会をしたあとのコーナー遊びを見守っている。本児はおもちゃを別の箱に入れてしまうため、声をかけて一緒に正しい箱に片付けようとするが、声を出し不快なことを伝えてくる。
用意するもの コーナー遊びで使うおもちゃ。
時間の使い方 合同…17:00~17:40 (本児のお迎えは17:10頃)
場所の使い方
空間的環境
子どもたちの様子
好きな車をブロックの箱に入れたり、細かいブロックを大きいブロックの箱に入れたり、おままごとをブロックの箱に入れることをくり返す。ぽっとん落としもあるが、周りに興味を持った子が集まってしまうため集中できない様子。目が合うと逃げることもあるので、別の箱に入れることはいけないことだと理解している模様。
発達に沿った改善理由(保育実践シートも参照)
出し入れするという予測のつくパターンを楽しんでいる可能性がある。同時に2つ以上の情報を処理することが苦手なため、「興味を持った子が集まる」と様々な情報が入るために集中できないのでは。
改善案
保育者の動き ぽっとん落としなど、本児の好きな遊びを一緒に行う。 周りの友だちが入ってきた時は状況に合わせて、仲立ちをする。
用意するもの ぽっとん落としなど、予測のつく玩具を、興味を持つ子どもの人数に応じて準備する。
時間の使い方 お迎えまでの時間が短いので、机上用の時計などを用意し、終わりの時間を視覚的に示す。
場所の使い方
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改善後の子どもたちの様子
本児の好きな玩具で落ち着いて遊べるスペースで、保育者と一緒に遊ぶ姿が見られるようになった。
臨床心理士によるコメント