友だちと物の貸し借りを上手くやりとりできるようになるには

投稿者 投稿日
hoikusya
年齢 活動 子ども 保育者
3歳児 8人 2人
現状
保育者の動き スムーズに貸し借りができるよう、遊び始めに三輪車を使う順番を決め、時間を計って笛で交代する合図をすると伝える。
用意するもの 三輪車、ストライダー、ボールなど。
時間の使い方 11:00~11:30頃。
場所の使い方
空間的環境
子どもたちの様子
本児が三輪車の順番で待ち、自分の番になるまで他の遊び(ボール)をするが、時折思い出して「三輪車がしたい」と保育士に訴える。自分の番になると気持ちを切り替え遊ぶが、交代の時間になってもすぐに代わることができない。「また後で貸してね」と代わることはできるが、その後なかなか切り替えられず泣いてしまう。
発達に沿った改善理由(保育実践シートも参照)
「また後で」というような抽象的なことが理解しづらく、先の見通しが立てづらい。また、切り替えが難しいのではないか。
改善案
保育者の動き 順番表などを見せながら、簡潔に見通しを伝える。 順番を守れた時に褒める。
用意するもの 順番表(例:ホワイトボードに1,2,3と数字を書き、それに対応させた子どもの写真を貼る) 時計(砂時計など視覚的に分かりやすいものを使う)
時間の使い方 ある程度、遊びこめるよう45分~60分ぐらいの時間をとる。
場所の使い方
改善後の子どもたちの様子
見通しがしやすくなったためか、以前に比べて気持ちの切り替えがスムーズになった。 自分だちで順番表を使って遊ぶことも見られるようになった。
臨床心理士によるコメント