初めて歌う歌を楽しく歌う

投稿者 投稿日
hoikusya
年齢 活動 子ども 保育者
3歳児 18人 1人
現状
保育者の動き 保育者①:ピアノまたはギターで伴奏をする(保育者は伴奏をしっかりとしなければいけないという気持ちで必死になっている)
用意するもの テーブル4台、ピアノまたはギターなど伴奏できる楽器、模造紙に歌詞が書かれたもの
時間の使い方 子どもがそろう時間帯であればいつでも。(おやつの時間など)
場所の使い方
空間的環境
子どもたちの様子
子どもたちは、保育者の伴奏に合わせて、なんとなく歌っている。模造紙に書かれた歌詞を見るが、理解できている子どもは少ない様子。また、時には怒鳴って歌う子もいて、保育者が伴奏を止めながら注意することもある。
発達に沿った改善理由(保育実践シートも参照)
自分のイメージを表現し楽しむ姿が見られるようになってくる時期なので、子どもたちが歌のイメージや楽しく歌えるようにする必要があるのではないか。
改善案
保育者の動き 保育者①:ピアノまたはギターで伴奏をする(その際にまずは、アカペラで歌うことを楽しみ、1番が歌えるようになってきたら、2番、3番と歌うようにした。伴奏は、リズミカルに歌うための演出という気持ちで演奏するようにした)
用意するもの 子どもたちが、歌のイメージができるような目で見てわかる、イラスト付きの歌詞(保育実践レター:3歳児に投稿)やペープサート。
時間の使い方 子どもがそろう時間帯であればいつでも。(おやつの時間など)
場所の使い方
(2)
改善後の子どもたちの様子
子どもたちが楽しみながら歌うようになった。イラスト付きの歌詞(保育実践レター:3歳児に投稿)やペープサートを使ったことで、子どもたちが驚くほど速く、歌を覚えていた。また、子どもたちに歌のイメージが出来たためか、怒鳴って歌う姿も見られなくなった。そのため、保育者も伴奏を止めて中止することもなくなった。また、伴奏はリズミカルに歌うための演出という気持ちで演奏するようにしたことにより、保育者自身も楽しい時間となった。
臨床心理士によるコメント