個々の生活リズムに合わせ、子ども主体の保育を行う(戸外活動~午睡までの流れ)

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年齢 活動 子ども 保育者
1歳児 12人 3人
現状
保育者の動き 子ども12名、保育者3名全員で行動し、戸外から室内に戻るときや、食事を食べ始めるとき、食べ終わって午睡に入るときも全員で行えるよう、保育者が援助する。
用意するもの 着替え。(各自のロッカーに保管) 汚れものを入れる袋。
時間の使い方 ①食事の10分前に戸外から室内に子ども、保育者全員で戻る。 ②ある程度の子どもたちが食べ終わってから、ごちそうさまをする。 ③午睡の時間になったら、全員が布団に入り、午睡に入る。
場所の使い方
空間的環境
子どもたちの様子
戸外から帰ってくるときに、まだ遊びたかったりと、気持ちの切り替えや行動の早い子と、遅い子に差があり、早い子には待たせる時間が多くなってしまう。そのため、納屋く終わった子が、手持ちぶささになってしまい、走り回ったり、ケンカ等のトラブルが多くなることもあった。
発達に沿った改善理由(保育実践シートも参照)
個々の体力、生活リズムに差があるため、一斉に活動すると早い子、遅い子それぞれに無理があり、生理的欲求、遊びの欲求が満たされず、精神的な安定が取れないため、個々のリズムに合わせた生活の流れを作ることで、欲求を満たし安定した気持ちで過ごせるようにしていく。
改善案
保育者の動き 保育者全員が同じ動きをするのではなく、3人の内1人が早いリズムの子につき、1人がリズムがゆっくりな子につき、もう1人がそのつなぎ役になり、個々のリズムに合わせるようにした。(例えば、戸外から帰ってくるときに、遊び終えて早く帰る子に保育者がつき(早いリズムの子)、まだ遊びたい子に1人の保育者がつき(ゆっくりな子)、その間にもう1人の保育者が付くことで、戸外から戻る子と随時戻ってきて、排泄、手洗い、着替えなどをすませ、食事をする)
用意するもの 個々のロッカーにしまってあった着替えを、着替えの上下を1セットにし、汚れもの袋に入れて各自のロッカーに下げておくようにした。着替えの際は、新しい着替えが入っている汚れもの袋を子どもたちが持ってきて、そこから洋服を出して着替えるようにした。そうすることで、着替えの準備や、着替え後の洋服が他の子の洋服と混ざらないようにもなった。
時間の使い方 ①戸外から部屋に戻る際は、今までより10分早く動き始め、先に帰りたい子から、2~3人ずつ時間差で入るようにした。 ②食事は一斉ではなく、準備できた子から食べ始め、食べ終えた子はそれぞれごちそうさまをして、寝たい子は布団に入り、まだ遊びたい子は少し遊んでから午睡に入るようにした。
場所の使い方
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改善後の子どもたちの様子
・午前中の活動で疲れた子は、無理なく席に食事、睡眠がとれるようになり待つ時間もなくなった。また、自分でできる子は、保育者の指示がなくても自ら着替えたり食事に向かったり、主体的に動けるようになった。 ・活動がゆっくりな子も、自分のペースでできるようになったことで、欲求が満たされ、自分なりのタイミングで気持ちが切り替えられるようになった。 ・普段「もっと遊びたい!」と最後まで部屋に戻らない子も、先に帰っていくのを見ることで、気持ちの切り替えができるようになった。