保育実践Before after

場所の使い方 ねらい 子どもたちの様子 ニックネーム 活動
集まりの時、自分のイメージ通りにならないと手が出てしまい、パニックになるほど怒ることもある。の写真・イラスト・資料 集まりの時、自分のイメージ通りにならないと手が出てしまい、パニックになるほど怒ることもある。

周りの様子をよく見ていて、「やってはいけないこと」を感じると、すぐに注意しに行く。また、音にも敏感な様子。

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朝の会において座っていることができず、ソフトブロックなど高い所に上ることも見られる。									 		朝の会では座っていられず、ソフトブロックなど高い所に上ることも見られる。の写真・イラスト・資料 朝の会において座っていることができず、ソフトブロックなど高い所に上ることも見られる。 朝の会では座っていられず、ソフトブロックなど高い所に上ることも見られる。

注意の声掛けを受けても歌を歌う等していて、自分の世界に入り込んでいる。 理解はしているが、やめられないといった様子。

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友だちに提案して、嫌と言われた時に強い口調で怒り、泣きだしてしまう。の写真・イラスト・資料 友だちに提案して、嫌と言われた時に強い口調で怒り、泣きだしてしまう。

ままごとコーナーでは声を上げて泣いていたが「話し合おう」と声をかけ、他児らと一緒に落ち着ける場所へ移動すると泣きやんだ。ずっと黙ったままだったので保育士が「どうしたの?」と声をかけると、自分の気持ちを話し始めた。友だちと納得がいくまでに話し合うとまた笑顔で遊び出せていたが、また似たようなトラブルが別のコーナーで起こっていた。

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本棚や大型積み木の上に登ってしまう子に対する声がけを検討するの写真・イラスト・資料 本棚や大型積み木の上に登ってしまう子に対する声がけを検討する

高い場所に登り楽しんでいる。

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会話の成り立ちが不十分で、質問の意味が理解できずオウム返しになったり、言葉の意味を知らないのにその単語を発し、周囲が不思議がる事が多い。何かコミュニケーションを取りやすい方法はあるのか?(意味を持たずに発している)(面白がる、笑いが起こる)

何気ない日常の会話や、休日何をしたか等について質問してみると、質問したことと同じ言葉で返し(質問が質問で返される)がくる。もしくは、「ん?」「わかない(分からない)」や、違う全く関係のない話をしてきている。

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集団で話し合いをする際、集中・理解が難しいの写真・イラスト・資料 集団で話し合いをする際、集中・理解が難しい

さまざまな周りのことに気が散ってしまい集中するのが難しい。内容(話し合い)を理解するのも難しい。

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疲れがたまってくると、自身をどのようにしたら良いのかわからなくなり、興奮してしまう状態を改善するの写真・イラスト・資料 疲れがたまってくると、自身をどのようにしたら良いのかわからなくなり、興奮してしまう状態を改善する

比較的午前中はおだやかに過ごしている。給食中に、急に奇声をあげたり、隣の子を意味なく押したりするが、食事が始めると積極的によく食べている。その後、歯磨き、うがい、トイレ(おむつ)着替えが終わると、布団の上を走りまわったり他児の上にのったり、落ち着かない。保育者が「絵本みるの?ねむたいの?」とゆったり聞くと膝の上に座り絵本をみる。布団に入ると落ち着いて眠る。

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状況の理解や予測する力を、もう少し養うの写真・イラスト・資料 状況の理解や予測する力を、もう少し養う

午睡明けから着替え、おやつを食べる前の手洗いまでに他児に遅れをとっている。おやつを食べ終わっている児も多くいた。 おやつは既に配膳され手がつけられていないのが明らかだが「みえちゃん、どれ食べるの」と、どれを食べたら良いのか戸惑っている様子。「誰も食べてないおやつがあるところが、みえちゃんのだよ」と伝えると、少し探したのち理解したのか着席した。

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合同保育時に、落ち着いて過ごす環境を作るの写真・イラスト・資料 合同保育時に、落ち着いて過ごす環境を作る

好きな車をブロックの箱に入れたり、細かいブロックを大きいブロックの箱に入れたり、おままごとをブロックの箱に入れることをくり返す。ぽっとん落としもあるが、周りに興味を持った子が集まってしまうため集中できない様子。目が合うと逃げることもあるので、別の箱に入れることはいけないことだと理解している模様。

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周りの状況に応じて自ら参加するの写真・イラスト・資料 周りの状況に応じて自ら参加する

保育者が話をしている時は、静かに聞いている。他児が活動に移っている時は、気がつくことも多いが、ぼーっとしている事もあり、その都度、声をかけると取り組むことができる。常時そうだという訳ではなく、進んで行動する(できる)ことも多くある。

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姿勢よく、友だちや先生の話を聞くの写真・イラスト・資料 姿勢よく、友だちや先生の話を聞く

一度正しい姿勢になっても、時間の経過と共に再び乱れてしまう。

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自由遊び後、片付けを嫌がる子どもの気持ちを切り替えるの写真・イラスト・資料 自由遊び後、片付けを嫌がる子どもの気持ちを切り替える

該当の子どもは車の玩具が好きで、自由遊びのほとんどの時間をくるま(トミカ)で遊んでいる。 片付けの合図に気付くと、叫んでうずくまる。しばらくすると、叫びながら玩具を投げて片付けている。 他児が手伝おうとすると、怒って叫んだり、体をつかむ。

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散歩の行き帰り、手を繋いで歩く時間を伸ばすの写真・イラスト・資料 散歩の行き帰り、手を繋いで歩く時間を伸ばす

最初は他児と手を繋いでいても、途中で気になる物(石、枝、ポール等)があると手を離してしまう。 機嫌が良い時には再び手を繋ぐことも出来るが、思い通りにいかないと泣いて抱っこを求めたり、その場に座り込んでしまう。疲れると抱っこになってしまい、ほとんど歩かないこともある。

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布団で静かに横になって入眠する。の写真・イラスト・資料 布団で静かに横になって入眠する。

午睡の時間になるとトイレに行ってから保育室に入る流れだが、トイレに行くのを嫌がる。(後で「トイレに行きたい」と訴える)。 じっと横になることができず布団の上をグルグル歩いたり、大きな声で話したりする。 保育士が傍らについて”とんとん”しようとすると「1人で寝る」と強く訴えるが、保育士が離れると、再び歩いたり布団で遊んだりしてしまう。

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友だちと物の貸し借りを上手くやりとりできるようになるにはの写真・イラスト・資料 友だちと物の貸し借りを上手くやりとりできるようになるには

本児が三輪車の順番で待ち、自分の番になるまで他の遊び(ボール)をするが、時折思い出して「三輪車がしたい」と保育士に訴える。自分の番になると気持ちを切り替え遊ぶが、交代の時間になってもすぐに代わることができない。「また後で貸してね」と代わることはできるが、その後なかなか切り替えられず泣いてしまう。

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